「 私、・・・って、思っちゃったんです。」
カウンセリングなどのセッション中に、お客さまからよくお聞きするフレーズです。
「 実は・・・その時・・・相手のことを、心の中で○○○って思ってたんです。」
とか
「 どうしてもそのことを思い出すと、○○○って思ってしまうんです。」
などなど・・・
「 そんなことを思ってしまっている自分って・・・なんてヒドイんだろう・・・。」
っていう思いが、伝わってくる時もあります。
そこで、そう思ってしまった自分自身のことを責めている。
責め続けている。
お客さまがセッションを受けにいらっしゃって
しばらくの間、お伝えしているフレーズがあります。
それは、
「 自分のこと、責めないでくださいね。 」
というフレーズです。
セッション中にもお伝えしていますし、
次回来ていただく場合は、そのことに気をつけて過ごしていただくようにお伝えしています。
( 定期的に来ていただいているお客さまには、
その期間に気をつけていただきたいことをお伝えしています。)
ご自身では、この「 自分を責めてしまうクセ 」って当たり前になっているから
気付かないうちに、ついついやってしまっていることがあるんです。
ほとんどの人がそれが普通だから、その感覚がありません。
「 自分を責めてしまうクセ 」
よく言われていますよね、自分を責めることが、あまりよくないということは。
その理由は、いろいろ言われているかもしれません。
自分を責めてしまうことが、なぜそんなにも気をつけなければならない事なのか・・・
それは、
自己否定になってしまうから。
自分を傷つけてしまうから。
責めてしまった時は、
自信をなくしたり、落ち込んだり、暗い気分になったり、不安になったり、悲しくなったり・・・
いろんな気持ちになります。
どれもあなたにとって、心地良い気持ちになるものではないはずです。
そのことによって何が起こっているのか。
あなたのエネルギーが低下してゆくんです。
元気がなくなるってことですね。
気 = 氣 = エネルギー で、私たちは本来(元)、いつも元気な状態だと思うんです。
けれど、自分を責めすぎると本来持っているはずのエネルギーが
減っていくような感じがすると思います。
そしてそれが続けば、エネルギーは停滞してゆく。
それがもっと続けば、心にも身体にも不調が出てもおかしくありません。
自分を責めてしまうクセがある人って、お腹(特に胃腸)が弱い人が多いみたいです。
この記事を読んでくれている人の中にもいるかな?
もしかして居るんじゃないかな?
昔からお腹が弱い人。
何かあるたびになぜか自分を責めすぎてしまう人。
姿勢で言うと、少し前かがみで背中が丸まっている感じ。
そう、その姿勢って、ちょうどお腹を守っている感じだね。
自信がない。って人に多いね。
しっかり人と目を合わせられないとかね。
わたしも昔は、胃腸がとても弱くて、いつも胃腸薬(大○漢方胃腸薬ね)を持ち歩いていました。
キリキリ痛かったり、しめつけられるように痛かったり。
週に3回くらいは痛くなっていたから、出かける時に胃腸薬がないと不安でした。本当に。
また痛くなったらどうしようって。
もちろん、小さい頃からだから、そういう体質だと思っていました。
本当に自分に自信がなくて、自分のことが好きじゃなくて。
その時は、自分が自分を責めているなんて自覚はなかったです。
そんなこと考えてもなかった。それに、人の顔色をうかがっているところがありました。
口ぐせは、「 ごめんなさい 」とか「 すみません 」とか。
自分が悪くなくても謝っていたり、
近くで誰かが怒られていても、
自分が怒られているわけではないのに心臓がバクバクして胃が痛くなっていたり。
決して、決して、すごく気が弱い部類の人間ではないはずなのに・・・おかしいですね(笑)
今はもう大丈夫です。
調子にのって冷たいものを飲みすぎたり、調子にのってたっくさん食べすぎたりしなければ。
そう・・・、何ごとも調子にのってはいけません。
考えてもみてください。
物心がつく頃から、何度も何度も責められ続けた子供が一体どんな感じに育つのか。
もし、あなたが「 自分を責める 」ことを意識的にでも無意識にでもしていたとしたら・・・
分りますよね?
今、なぜ、あなたがその状態なのかが。
ちなみに、今までわたしがセッションをさせていただいたお客さまのお話の中に出てきた
「 他の人に思わず思ってしまったこと 」
「 他の人に思っていること 」
などなどを数多くのあれこれを聞かせていただきましたが、
そういうことって・・・思ってもいいんじゃない?そう思っている人少なくないし・・・。
そもそも、それをそんなにいけない事を思ってしまった・・・。
という認識がない人の方が多いんじゃないかな。
という内容なんですよね。
すごく自分自身のことを責めすぎているように感じてしまいます。
それも感情ですからね。
じゃぁ、なぜ、あなたがそんなに自分のことを責めているのか。
自分を責めすぎてしまっている、ということに気付いているのか。
いつ頃から、自分を責めるようになったのか。
あなたが思い込んでいること。
あなたが誤解してしまっていること。
あなたがそう教えられていること。
あなたが信じてしまっていること。
今、そうなってしまっている「 自分を責めるクセ 」の原因はなにか。
いろんな要素が混ざりあったり、絡まりあったりしていることを
お話しながらほどいてゆくのが、カウンセリングだったり、
記憶をたどって自分が思い出し理解して手放してゆくのが、ヒプノセラピーなどのセッションです。
これは人によって理由というか原因が違いますからね。
「 なぜか 」が理解できてくると、なくなってゆくんだと思います。
話すことによって、あなたの中が整理されたり、理解できたり、謎が解けていったり。
いろんな絡まっている感情なりが癒されたり、ほどけたりすれば
「 そう思ってしまう 」こと自体が浮かばなくなると思いますよo(^-^)o
だってね、「 そう思ってしまう 」のって、良いとか悪いとかじゃなくて
傷ついている自分だったり、癒されていない自分だったり、わだかまりを抱えている自分だったり
理解されていない自分の気持ちだったりがあるってこと。なんだと思うんです。
それが癒されたり、理解されたりすれば、少なくなってくると思いますよ。
・「 自分を責めるクセ 」の原因。( 原因というか「 それは、なぜか 」ということね )
・「 ○○○と思ってしまう 」その湧いてくる感情の原因。
それを理解するだけでも、随分と楽になるのではないかと思います。
さてさて、あなたもそろそろ「 自分を責めるクセ 」、やめてみませんか?
Machelir (マシェリィル)
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お手伝いをさせていただいています。